外壁塗装に無機塗料を選ぶメリットとは？有機塗料との違いも解説！
外壁塗装に無機塗料を選ぶメリットとは？有機塗料との違いも解説！
外壁塗装は、家の寿命を左右する重要なメンテナンスです。
築年数の経った家を長く快適に住み続けたい、と考えている方も多いのではないでしょうか。
外壁塗装の選択肢として、近年注目されているのが「無機塗料」です。
無機塗料は、有機塗料と比べて耐久性や耐候性に優れ、長持ちする塗料として知られています。
この記事では、外壁塗装に無機塗料を選ぶメリットを解説していきます。
無機塗料と有機塗料の違いを解説！
外壁塗装の塗料には、大きく分けて「有機塗料」と「無機塗料」の2種類があります。
1:有機塗料とは
有機塗料は、アクリル塗料やウレタン塗料、シリコン塗料など、私たちがよく目にする塗料のほとんどを占めています。
有機塗料は、炭素を含む有機物を主成分としており、比較的安価で施工しやすいという特徴があります。
2:無機塗料とは
一方、無機塗料は、ケイ素や酸化チタンなどの無機物を主成分としています。
無機塗料は、有機塗料と比べて耐久性や耐候性に優れ、長持ちする塗料として知られています。
外壁塗装に無機塗料を選ぶメリット
無機塗料は、有機塗料と比べて価格が高く、施工が難しいというデメリットもありますが、耐久性、耐候性、防汚性、安全性など、多くのメリットがあります。
以下では、外壁塗装に無機塗料を選ぶメリットについて詳しく解説していきます。
1:耐久性が高い
無機塗料は、有機塗料と比べて耐久性が高いのが大きなメリットです。
無機塗料は、紫外線に強く、劣化しにくい素材でできているため、長期間にわたって美観を維持することができます。
一般的に、無機塗料の外壁塗装は、15年以上は塗り替え不要と言われています。
有機塗料と比較して、塗り替え回数を減らすことができるため、長期的に見てコストパフォーマンスに優れていると言えるでしょう。
2:耐候性に優れている
無機塗料は、紫外線や雨風、酸性雨などの外的要因に強く、耐候性に優れています。
そのため、長期間にわたって外壁を保護し、建物の寿命を延ばす効果が期待できます。
また、無機塗料は、有機塗料と比べてチョーキングや色褪せが発生しにくいという特徴もあります。
そのため、常に美しい外壁を保つことができます。
3:防汚性に優れている
無機塗料は、汚れが付きにくく、汚れが付着しても落としやすいという特徴があります。
無機塗料は、表面に親水性のあるコーティングが施されているため、雨水によって汚れが洗い流されます。
また、無機塗料は、有機塗料と比べてカビやコケの発生を抑える効果も期待できます。
そのため、常に清潔な外壁を保つことができ、美観を維持することができます。
4:安全性が高い
無機塗料は、人体に有害な物質を含まないため、安全性が高いのも大きなメリットです。
小さなお子様やペットがいるご家庭でも安心して使用できます。
また、無機塗料は、燃えにくい素材でできているため、火災のリスクを軽減することもできます。
5:環境負荷が低い
無機塗料は、有機塗料と比べてVOC（揮発性有機化合物）の排出量が少なく、環境負荷が低い塗料です。
地球環境への配慮を重視する方にもおすすめです。
6:家の価値を高める
無機塗料は、耐久性や耐候性に優れ、美観を長期間維持できるため、家の価値を高める効果も期待できます。
家の売却を考えている方や、将来的な資産価値を高めたいと考えている方にもおすすめです。
まとめ
この記事では、外壁塗装に無機塗料を選ぶメリットについて解説しました。
無機塗料は、有機塗料と比べて耐久性、耐候性、防汚性、安全性に優れており、長期間にわたって外壁を保護し、建物の寿命を延ばす効果が期待できます。
また、無機塗料は、環境負荷が低く、家の価値を高める効果も期待できます。
外壁塗装の際には、これらのメリットを理解した上で、ご自宅に最適な塗料を選択することをおすすめします。
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