屋根塗装工程|12ステップを写真付きで解説!プロが教える高品質な工事の進め方

屋根塗装工程|12ステップを写真付きで解説!プロが教える高品質な工事の進め方

屋根塗装工程|12ステップを写真付きで解説!プロが教える高品質な工事の進め方

屋根塗装は、住まいの大切な資産を守るための重要な工事です。
しかし、工程や手順が複雑で、どこをどうすればいいのか、不安に感じる方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、屋根塗装の工程を12ステップに分けて解説していきます。
それぞれの工程におけるポイントや注意点なども紹介します。
また、失敗しないための注意点についても解説していきます。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

屋根塗装工程|12ステップを写真付きで解説!プロが教える高品質な工事の進め方

□屋根塗装工程|12ステップを解説!

屋根塗装は、工程によって仕上がりが大きく変わります。
適切な工程を踏むことで、美しい仕上がりと耐久性を実現できる一方、工程を省略したり、順番を間違えたりすると、仕上がりが悪くなったり、耐久性が低下したりする可能性があります。
以下で工程を解説していきます。

1: 近隣挨拶

屋根塗装工事は、足場を組むなど、近隣住民の方に影響が及ぶ可能性があります。
そのため、工事開始前に近隣住民の方々に挨拶回りを行い、工事内容やスケジュール、騒音や振動への配慮などを説明することが重要です。

2: 足場架設

屋根塗装を行うために、まず足場を架設します。
足場は、作業員が安全に屋根に昇降できるよう、しっかりと設置する必要があります。
また、足場がしっかりしていないと、作業中に落下事故が発生する可能性もあるため、安全面にも十分注意が必要です。

3: 高圧洗浄

足場が設置されたら、高圧洗浄で屋根の汚れを落とします。
高圧洗浄では、高圧の水流で、コケ、カビ、汚れなどを洗い流します。
屋根に汚れが残っていると、塗料の密着が悪くなり、塗料の耐久性が低下する原因となるため、丁寧に洗浄することが重要です。

4: ケレン作業

高圧洗浄後、古い塗膜を剥がす「ケレン作業」を行います。
ケレン作業には、ワイヤーブラシやサンドブラストなど、様々な方法がありますが、使用する方法は、屋根の素材や塗膜の状態によって異なります。
ケレン作業は、新しい塗料がしっかりと密着するよう、古い塗膜を完全に剥がすための重要な工程です。

5: 下塗り

ケレン作業が終わったら、下塗りを行います。
下塗りは、塗料の密着性を高め、塗料の耐久性を向上させるための工程です。
下塗りには、プライマーと呼ばれる塗料を使用します。

6: 中塗り

下塗り乾燥後、中塗りを行います。
中塗りは、仕上げの塗料を塗る前に、下塗り層を保護し、塗料の耐久性を高めるための工程です。
中塗りは、仕上げの塗料と同じ色を塗る場合と、異なる色を塗る場合があります。

7: 上塗り

中塗り乾燥後、上塗りを行います。
上塗りは、屋根の外観を決定する重要な工程です。
上塗りには、様々な種類の塗料があり、それぞれの塗料には、耐久性、光沢、色など、様々な特徴があります。

8: シーリング

上塗り乾燥後、屋根の隙間を埋める「シーリング」を行います。
シーリングは、雨水の侵入を防ぎ、屋根の耐久性を向上させるための工程です。
シーリングには、様々な種類のシーリング材があり、それぞれのシーリング材には、耐久性、伸縮性、耐候性など、様々な特徴があります。

9: 屋根の点検

塗装工事が完了したら、屋根の点検を行います。
点検では、塗装の仕上がりや、シーリングの状態などを確認します。
もし、問題があれば、その場で修正を行います。

10: 足場解体

屋根の点検が終わったら、足場を解体します。
足場の解体も、安全に配慮して行う必要があります。

11: 清掃

足場が解体されたら、周辺の清掃を行います。
清掃では、工事中に発生したゴミや汚れなどを片付けます。

12: 完了

清掃が終われば、屋根塗装工事は完了です。

□屋根塗装で失敗しないための注意点

屋根塗装は、高額な工事です。
そのため、失敗しないように、いくつかの注意点を押さえておく必要があります。

1: 見積もり段階での点検

見積もりを依頼する前に、屋根の状態をしっかりと点検してもらうことが重要です。
屋根の状態によっては、塗装だけでは済まず、修理が必要になる場合もあります。

2: 塗料メーカーの仕様確認

見積もりには、使用する塗料の種類とメーカーが記載されています。
使用する塗料のメーカーや種類によって、耐久性や価格が大きく異なるため、事前に確認しておきましょう。


3: 契約前にしっかりと確認

契約前に、工事内容、価格、保証内容などをしっかりと確認しましょう。
特に、保証内容については、保証期間や保証範囲などを確認しておきましょう。

4: 工事中の確認

工事中は、定期的に現場に行って、工事が計画通りに進んでいるかを確認しましょう。
また、何か気になる点があれば、すぐに業者に相談しましょう。

5: 完成後の確認

工事が完了したら、しっかりと完成検査を行いましょう。
完成検査では、塗装の仕上がり、シーリングの状態、周辺の清掃などを確認します。
もし、問題があれば、その場で業者に修正を依頼しましょう。

□まとめ

この記事では、屋根塗装の工程を12ステップに分け、解説しました。
屋根塗装は、工程によって仕上がりが大きく変わります。
適切な工程を踏むことで、美しい仕上がりと耐久性を実現できる一方、工程を省略したり、順番を間違えたりすると、仕上がりが悪くなったり、耐久性が低下したりする可能性があります。
また、屋根塗装で失敗しないためには、見積もり段階での点検や、塗料メーカーの仕様確認など、いくつかの注意点を押さえる必要があります。
これらのポイントを押さえることで、期待通りの仕上がりと耐久性を期待できる屋根塗装を実現できます。
屋根塗装について何か相談がある方は、ぜひ当社までご連絡ください。