雨漏り原因ランキング|見つけ方と対策を解説!専門家に相談すべきケースも
雨漏り原因ランキング|見つけ方と対策を解説!専門家に相談すべきケースも
雨漏りは、住む人の安心と安全を脅かす深刻な問題です。
せっかくのマイホームなのに、雨漏りが発生してしまうと、気分も沈んでしまいますよね。
「原因が分からず、どこに相談すれば良いか分からない…」
「自分でできる対策はあるの。」
そんな悩みをお持ちのあなたのために、この記事では、雨漏りの原因をランキング形式で分かりやすく解説し、原因別に具体的な対策方法を紹介します。
さらに、雨漏りの原因を自分で調べる方法や、専門家に相談すべきケースについても詳しく解説していきます。
□雨漏り原因ランキングTOP10
雨漏りの原因は、屋根、外壁、窓、ベランダなど、様々な場所に潜んでいます。
中でも、特に多い原因をランキング形式でまとめました。
1: 屋根板金の劣化
屋根の金属部分、特に棟板金や谷板金などの端や折り目は、経年劣化によって錆や浮き、釘の緩みが生じやすく、雨漏りの原因となります。
2: 屋根材の破損・ずれ
地震や台風などの自然災害によって、屋根材が割れたりズレたりすることもあります。
特にスレートや瓦などの屋根材は、強風による飛来物の影響を受けやすく、破損や脱落を引き起こしやすいです。
3: 窓枠・サッシ劣化
窓枠やサッシのコーキング材が経年劣化し、ひび割れや隙間が生じると、そこから雨水が侵入しやすくなります。
4: ベランダ床の防水層の劣化
ベランダの床面は、防水層で保護されていますが、紫外線や風雨の影響で劣化し、雨水が浸透しやすくなります。
5: 外壁材のひび割れ
外壁のひび割れは、雨漏りの原因として非常に多く見られます。
特にモルタル壁は、地震や経年変化によるひび割れが発生しやすく、そこから雨水が侵入することがあります。
6: 外壁のシーリングの劣化
外壁の継ぎ目に使用されているシーリング材は、紫外線や温度変化によって劣化し、雨水の侵入経路となります。
7: 天窓のパッキンの経年劣化
天窓のパッキンは、ガラスとフレームの間を密封する重要な役割を果たしていますが、経年劣化によって水密性が低下し、雨水が侵入しやすくなります。
8: 雨樋の水漏れ
雨樋は、屋根からの雨水を排水する重要な役割を担っています。
しかし、詰まりや破損によって機能が低下すると、雨水が排水されずに、建物に悪影響を及ぼす可能性があります。
9: 雨戸の戸袋の腐食
雨戸を収納する戸袋の裏側は、雨にさらされやすく、腐食しやすい箇所です。
腐食が進むと、そこから雨水が室内に侵入する原因となります。
10: ベランダの排水ドレンの劣化
ベランダの排水ドレンが詰まったり、腐食して穴が開いたりすると、雨水がうまく排水されず、雨漏りの原因となることがあります。
□雨漏りの原因を自分で調べる方法
雨漏りの原因を突き止めるには、まず、自分でできる範囲で調査してみましょう。
1: 目視による調査
外壁、屋根、窓、ベランダなど、雨漏りが発生している場所周辺を注意深く観察し、ひび割れ、隙間、腐食などの異常がないか確認します。
2: 散水による調査
雨漏りが発生した場所や、疑わしい場所に水をかけ、雨漏りが再現できるかどうかを確認します。
しかし、高所作業や専門知識が必要な場合もありますので、安全に配慮し、無理のない範囲で行うようにしましょう。
□まとめ
雨漏りの原因は、屋根、外壁、窓、ベランダなど、様々な場所に潜んでいます。
ランキングで紹介した原因以外にも、様々な要因が考えられるため、まずは自分でできる範囲で調査を行い、原因を特定することが重要です。
自分で原因が特定できない場合は、専門業者に相談しましょう。
専門業者は、適切な診断を行い、原因を特定し、適切な対策を提案してくれます。
雨漏りを放置すると、建物へのダメージが大きくなり、修理費用も高額になる可能性があります。
早めの対策が、住まいの安心と安全を守ります。