光触媒塗料による外壁塗装は何が良い？特徴や採用する際の注意点は？
光触媒塗料による外壁塗装は何が良い？特徴や採用する際の注意点は？
光触媒塗料という言葉をあまり耳にしたことがない方がほとんどだと思います。
しかし、そんな光触媒塗料は非常に高性能な塗料なので知っておいた方が良いでしょう。
そこで今回は、光触媒塗料とは何か、採用する際の注意点について見ていきましょう。
外壁塗装を検討されている方はぜひ参考にしてみてください。
□光触媒塗料って何？
光触媒塗料とは、高い耐久性と汚れにくさを追求したセルフクリーニング機能を持った優れた塗料です。
触媒とは、化学反応を起こすことで物質を変化させます。
光触媒塗料の場合は水分、酸素、光が酸化チタンと化学反応を起こし、外壁の汚れとなる有機有害物質を二酸化炭素と水に変化させます。
この反応によって雨だれの跡や埃、塵などの有機化合物由来の汚れを付着しづらくします。
このような酸化チタンや化学反応と聞くと安全なのか心配になるかもしれません。
しかし、酸化チタンは食品や化粧品の着色料などの身近で使用されており、人体に悪影響がないのでそういった心配はありません。
□光触媒塗料を採用する際の注意点
光触媒塗料は人体に悪影響を与えません。
それでも、光触媒塗料を採用する際に注意しなければならないことがいくつかあります。
＊汚れにくさと立地
光触媒塗料の性能の一つである防汚性能は雨だれの塵や埃といった汚れが付着しづらいですが、化学反応が起きないと効果を発揮しません。
光触媒塗料は日当たりが良い、悪い場所に関わらず、紫外線を感じ取れる場所であれば、効果を発揮します。
それでも、隣家との距離が1メートル未満かつ常に紫外線が当たらない土地では光触媒塗料の効果を発揮しづらいので立地を考慮する必要があります。
＊信頼性
光触媒塗料は最近登場したばかりであるため、実際の現場で施工される機会が少ないです。
外壁塗装は立地や建物の材質、環境といった外的な面で、同じ塗料を使っていても耐久性が変化します。
これから多くの現場で光触媒塗料が使われるようにしていかなければなりませんね。
＊一部塗装できない部分がある
光触媒塗料は木で出来た部分や石、漆喰などには使用できません。
そのため、あらかじめ自宅の外壁の素材を確認しておくようにしましょう。
□まとめ
今回は光触媒塗料の概要について解説しました。
光触媒塗料は高い耐久性やセルフクリーニング機能を持っていますが、立地条件や天候、材質などさまざまな外部要因で効果を思う存分発揮できないので、塗装する際は注意しましょう。
当社では、さまざま塗料を扱っておりますので、大東市周辺で外壁塗装をお考えの方はぜひご相談ください。