外壁塗装は一部だけでもできる?全面塗装とどちらがいい?解説します!
外壁塗装は一部だけでもできる?全面塗装とどちらがいい?解説します!
外壁は住宅のイメージを強く印象付ける要素の1つであるため、きれいな状態を保ちたいものです。
塗装が必要な部分だけ外壁塗装をすれば、全面塗装に比べて工期が短く、費用も抑えられるとお考えの方もいらっしゃると思います。
しかし、一部だけの外壁塗装はあまりおすすめされていません。
そこで今回は、一部だけの外壁塗装の可否とおすすめされていない理由について解説していきます。
□一部だけの外壁塗装も可能
一部だけの外壁塗装はもちろん可能です。
小規模の色あせや破損であれば、塗装会社に依頼しないでご自身で塗装する方もいます。
しかし、費用や塗装後の状態などから考えると、一部だけの塗装よりも全体塗装の方がおすすめです。
理由について次の章で詳しく解説します。
□一部だけの外壁塗装があまりおすすめされない理由
一部だけの外壁塗装も可能ですが、以下の理由からあまりおすすめされていません。
1.総合的なコストが高くなる
一部だけ外壁塗装をすると1回あたりの費用は抑えられますが、総合的な費用は高くなります。
外壁塗装の際に必要な足場を組むためには一般的に15〜25万円が必要で、工事をするたびにその金額がかかってしまうのです。
また、一部だけの外壁塗装と全面塗装を比べると、人件費はあまり変わらないため、足場代と人件費だけを考えたとしてもトータルコストは割高となってしまいます。
2.仕上がりにムラが出る
一部だけ外壁塗装をすると、新しい塗装面とそれ以外の部分で色味が変わってしまい、不自然な仕上がりになることがあります。
たとえ既存の塗装面と同じ色を使ったとしても、色あせの影響があるため艶の出方や色合いを全く同じように仕上げることは難しいのです。
3.住宅全体の劣化を招く
外壁塗装には、外壁をきれいな状態に回復するだけでなく、経年劣化で傷んだ壁を補修することで住宅の耐久性を維持するという役割もあります。
目立つひび割れのみを補修して小さなひび割れを放置すると、結果的にそこから雨水が侵入して家全体の劣化につながってしまいます。
4.今後のメンテナンス計画を立てにくい
一般的に、外壁塗装は約10年に1度行います。
しかし、一部だけの塗装を繰り返すと、部分によって塗装のタイミングにばらつきが出てしまいます。
塗装する部分によって施工の時期が異なると、次の外壁塗装の時期を把握しづらくなってしまうのです。
5.工期が全面塗装の場合とほとんど変わらない
一部だけの外壁塗装であれば1~2日で完了するとお考えの方が多いかもしれませんが、実際は1週間程度かかります。
これは、工程自体が全面塗装と変わらないためです。
一般的な全面塗装の工期は10〜14日であり、一部だけの塗装の場合とほとんど変わらないため、全面塗装を行った方が圧倒的に効率が良いのです。
□まとめ
今回ご紹介したように一部だけの外壁塗装は可能ですが、上記の5つの点を考慮して一部だけの塗装か全面塗装かを慎重に考える必要があります。
当社は大阪府大東市を中心に、最新の塗料や技術を駆使してお客様のニーズに合ったプランをご提供しています。
大阪府で外壁塗装をお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。